一期一会

2017年03月25日
発達障害児とのコミュニケー
ション(3)
 今回は、マカトンサインについて紹介します。

 マカトンサインは有名なのでご存知の方も多いと思います。マカトンサインの特徴
のひとつが身ぶりがわかりやすいことです。ふたつめは、身ぶりと音声の同時刺激
です。身ぶりを使うと、ことばが出なくなってしまうのではないかと心配されることが
多いです。しかし、実際にはことばがけだけでなく身ぶりをすると、子どもの注意は
こちらに向きやすくなります。

 私たちは便利なのでことばに頼ってしまうのですが、人間が利用している情報の
多くは視覚=目からの情報が大部分であることがわかってきています。
 つまり、長々と説明するよりは写真やそのものを見せる方が、子どもはその情報
を取り込みやすいといえる訳です。
 
 マカトンサインを使うということは、見せること=子どもに入りやすい情報を入れ
ることで、子どもに入りにくい情報=ことばを入りやすくする方略といえるのではな
いかと考えられます。


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