一期一会

2014年08月20日
知の巨人その2
 もう、2か月前のお話で大変恐縮です。
 私がお世話になっているあま市商工会さんがさる6月14日に講演会を主催されま
した。
 講師は慶應義塾大学教授の金子勝先生です。某第一ラジオの「ビジネス展望」
拝聴、某新聞の人生相談拝読しております。

「地域活性化」、「エネルギー問題」など経済学の垣根を越えた数多の議論を展開
されている先生です。わざわざ、東京からこのあま市に来ていただくからには、万
難を排してお迎えしなくてはいけないと思い、私も会場に馳せ参じました。

 実物の金子先生は、とても気さくな方に見えました。参加者に合わせてくれたの
でしょうか?

 恐らく、先生はいろいろなところで講演をされていることと思います。
 毎回、そうなのかはわかりませんが、今回については、講演会会場に入るなり金
子先生は、参加者を一望され、その場で講演内容を決められたのではないかと思
えてなりません。それなのに、先生はマシンガン・トークさながらに息をもつかず講
演されたのです。

 今回のテーマは「日本経済のこれから〜中小家族経営の展望〜」でした。商工
会さんが会員の経営ヒントにつながるようなテーマを提案してくれたのだと思います
が、実際のお話は中小企業各論でなく、21世紀の世界の動向、エネルギー問題、
社会、政治、ICTを経済の観点から展望された壮大な内容だったのです。

 講演時間は1時間半で先生がみっちりお話して下さったので、残念ながら質疑応
答の時間はありませんでした。そのため、私ともう一名の方で講師控室に押しかけ
たところ、お寛ぎ中の先生は快く質問に応じてくれたのです。

 日本の物づくりを支える中小企業が実体経済の担い手であり、地方の活性化が
国家の命運を握っている。金子先生は、日本の将来を見据えて啓蒙活動をなさっ
ているのでしょうか?先生の秘かな愛国心の一端を感じました。

 金子先生、今度「悩みのるつぼ」に投稿いたします。そこで、また先生と紙上で再
会できる時をお待ちしております。
  


前へ
次へ

TOP プロフィール ご利用案内 業務案内
メール
いっしょに遊
ぼう 
”うさぎ”ででき
ること 
おもちゃで遊ぼ
子どものスペシャ
リスト 
 一期一会